NIC21とは

日南市産業活性化協議会(NIC21)は、宮崎県日南市の異業種交流グループです。

帆走木造漁船「チョロ船」の復元や、書籍「油津」の発行、飫肥杉ネームプレートの作成などなど

様々な活動を通じて、まちづくりに参画しています。昭和62年設立。

活動の一部


飫肥杉カレンダー作成

 飫肥杉を薄いシート状に加工した「NICシート」を活用して、カレンダーを作成しました。中央の絵は、江戸時代の油津港の様子を描いた歌川広重の名所絵「六十余州名所図会」。1枚ごとに異なる木目や色合いに加え、飫肥杉の香りが楽しめます。NIC21の設立30周年記念。非売品で、日南市内の小中学校や公共機関等に寄贈しました。

 


飫肥杉名札の作成と販売

 飫肥杉の普及活用を目的に、飫肥杉でネームプレートを作成しています。

 従来のシールに印刷するタイプから飫肥杉の板に直接フルカラー印刷をするタイプに新しくなりました。

 触れて楽しめる厚盛印刷も可能です。

 片面平面 1枚500円、片面厚盛 1枚700円

※代金のうち150円はチョロ船の維持管理に充てられます。

 

※パターン①~③以外にもご要望にあったデザインで作成できます。飫肥杉の名札を作って、飫肥杉 を大いにPRしていきましょう!

 

 

お問い合わせは NIC21事務局(日南商工会議所)まで

電話:0987-23-2211、FAX:0987-23-2238

ダウンロード
飫肥杉(おびすぎ)名札申込書
飫肥杉名札のお申込みは、こちらの申込書をご記入のうえ、事務局までお送り下さい。
FAX:0987-23-2238
obisuginafuda.pdf
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チョロ船体験乗船支援

チョロ船
チョロ船

 チョロ船とは、昭和の中頃まで沿岸漁業で使われていた木造帆船です。 昭和の初期は50艘を超えるチョロ船が、早朝から一斉に出港し、午後には右に左に帆走しながら堀川へ帰って来たといいます。油津チョロ船保存会と連携して、体験乗船を支援しています。


書籍の発行

書籍「大堂津 醸造のまちをひも解く」

 日南市産業活性化 協議会(NIC21)では、平成26年4月に書籍「大堂津 醸造のまちをひも解く」を発行しました。

 宮崎県日南市の大堂津地区には戦前の昭和10年頃に10蔵の醸造蔵がありました。

 人口1,900人位の小さな町にこれだけ多くの醸造蔵がある事は全国的にも非常に珍しく、「なぜ、大堂津に醸造が栄えたのか?」の謎に迫りました。

 資料を集め、自分たちの足で歩き、そして専門家の方々に相談しながら分析をし、やがて消えていくかもしれない“醸造の町 大堂津の古い記憶”を様々な方に伺い、この本にまとめました。

 先着1,000名様(一世帯に一冊限定)に贈呈致しましたが、 好評につき、配布は終了いたしました。(2014.5.12)

 日南市内の図書館に寄贈しておりますので、ご覧ください。

 

書籍「日南の神々を訪ねて」

 日南市産業活性化 協議会(NIC21)では、記紀編纂1300年事業として、平成26年3月に書籍「日南の神々を訪ねて」を発行しました。

 「高千穂神話」や「日向三代」などはよく知られていますが、日南地方にも神話の世界が広がっています。

 地元の人々に現代人が忘れかけた日南神話を知っていただきたいと思い、2年間にわたり勉強を重ね、袋とじ装丁の和本にまとめました。

 神話にまつわる各神社の宮司様をはじめ、当協議会の会員が書いた神話に登場する神々や神社の紹介、また、地域の方々による昭和の頃の神社周辺の思い出話なども載せております。

 非売品として100冊発行し、日南市内の高校や日南市内の図書館、各神社等に寄贈致しました。


書籍「油津」

油津の歴史から文化、人々の生活に至るまで様々な観点から 油津を知ることができます。ぜひ一度ご覧下さい。

第1章 油津の歩み

第2章 油津の自然と山河

第3章 油津港と堀川

第4章 文化、伝統、宗教

第5章 煌めきの油津(未来への提言)

 

平成5年発行

書籍「油津 其の二 海と光と風の地名録」

 日南市産業活性化 協議会(NIC21)では、平成5年に発行した書籍「油津」に続きまして、平成22年5月に書籍「油津 其の二 海と光と風の地名録」を発行しました。

 この書籍は、人々の記憶から消えかかっている油津地区の古き良き地名や、その地名にまつわるエピソードなどを後世に残しておきたいという思いか ら2年の歳月をかけて出版するに至りました。

 しかし、いざその作業に取り掛かって行くとあらゆる壁の連続でした。 我々会 員は会社の経営者など、このような分野においては皆素人ばかりなのです。

 何か参考になる物は無いかと色々な地名事典などを見てみました が、どれも型にはまったような堅いものばかりで、我々がイメージする本とはかなり隔たりがありました。

 素人が読んで楽しく、懐かしく、し かし、将来歴史的にも貴重な資料となるであろう、我々独自の地名録を作ろうという事になったのです。

 今回、出来上がったこの地名録は、専 門家の方々からみれば様々な御意見もあろうかとは思いますが、素人だけの我々が自分達の足で油津の街を隈なく何回も何回も歩き、その地に古くから住んでお られる方々の話を聞き、様々な古文書、地図、写真等で分析し、編集を重ねて作り上げた自信作です。

 この地名録をお読み頂く方々には、油津 というタイムカプセルの扉を開き、そこに住んでいた人々の暮らしや風景を感じ取って頂けるものと期待しております。

全126ページ、A4判フルカラー

 日南市産業活性化協議会 平成20年・21年度会長 井野畑 善順



石堰堤の清掃作業

広渡川石堰堤は、飫肥杉を積み出すために、貞享3年(1686)完成した堀川運河の取水口に築かれた石積みの堤です。

 

NIC21では、この石堰堤周辺の草刈り作業を毎年、年2回程度実施しています。